決算開示一番乗り街道をひた走る当社は、決算日「翌朝」の7時30分に決算短信を開示する謎の努力を5年以上続けてきた。その秘訣は単純化と平準化された「日次決算」にあり、前日までの営業利益は、翌朝には報告される体制が整っているという。(あみやき亭・会計士「毎日が決算」:日本経済新聞)だがしかし、会計クラスタが気を引き締める10月1日の朝、いつもの光景はそこにはなかった。日経クイックニュースによれば、あみやき亭の本社がある愛知県春日井市では台風24号による停電が発生し、交通にも大きな影響が出たことで、出社できない社員もいたといい、さすがにいつもの「おはよう日本」タイミングでは出せなかったという。結果、「決算短信が遅延」とタイムラインでは話題になったが、2Q短信のリリース時刻は「10月1日18時00分」。決算日翌日に決算短信を公表して「遅延」と言われるのは、今やこの会社だけである。
投票者のコメント:「『適時適切に投資家に情報を伝える』というディスクロージャーの精神を体現する過剰なまでの努力により、最速発表にも関わらず決算遅延と呼ばれる同社の姿勢は、むしろ名誉なことかもしれない。不祥事等が多い適時開示アワードの1つの良心として推薦」(Econopunk さん)
「3か月に一度、当然のようにあるものがなくなるのってインパクトあるなと。」(匿名)
適時開示アワード2018 最終結果