Disclosure Award 2017(適時開示アワード 2017)

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適時開示アワード2017 最終結果

 「適時開示アワード」実行委員会は、今年「最も人々の記憶に残った適時開示情報」に、株式会社東芝(6502)による「第178期 (2017年3月期) 有価証券報告書」を選定しました。

 「適時開示アワード」は過去1年間に開示されたすべての適時開示情報等の中から、不特定多数による投票により「最も人々の記憶に残った適時開示情報等」を選定する、今年度で5回目の開催となるイベントです。

 最多票を獲得した株式会社東芝による「第178期 (2017年3月期) 有価証券報告書」は、海外原子力事業の失敗から上場維持と廃止の間で揺れた巨大企業の、高度な政治的判断により上場廃止を免れる過程が、本文書最終部に添付された PwCあらた有限責任監査法人による「独立監査人の監査報告書」において端的に描かれた作品です。

この資料は、「『忖度』を象徴する1年にふさわしい」「公認会計士として、監査の限界を意識させられた」などの理由で大賞を獲得しました。こんな大企業が当アワードで表彰されることになるなんて、感慨もひとしおです。

 次点の株式会社ニチイ学館(9792)「弊社子会社元社員の逮捕に関するお知らせ」は、疲弊する介護労働の現場で起きた凄惨な事件について開示するもの。当社子会社が運営する老人ホームにて、元社員が入居者を殺害した疑いで逮捕される事件が発生し、適時開示資料上あまり類を見ない「殺害」の文字が含まれることが、投票者に大きなインパクトを与えました。

 選者のコメントからは、「ここの開示担当でなくて本当に良かった」「担当者の苦労がしのばれる」など、同社の開示担当者を慮っての投票も目立ちました。

 今年の「適時開示アワード」は2016年12月から2017年11月に開示された適時開示情報を対象とし、第1フェーズで13社の適時開示を公募により選定。最終投票の結果、78名(*)から16票を獲得した、東芝「第178期 (2017年3月期) 有価証券報告書」を大賞と選定しました。

(*)投票にあたっては、仕様により1つのIPからの複数の投票を不可とするなど、多重投票を排除する努力を行っております。



なお、同アワードの2016年度の最終結果はこちらでご覧いただけます。

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