Disclosure Award 2019(適時開示アワード 2019)

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適時開示アワード2019 大賞

獲得ポイント:31pt

ノミネート番号:1

銘柄コード:1448スペースバリューホールディングス
[PDF]「第三者委員会の調査報告書の受領に関するお知らせ」
「理性のタガが外れた」社長に第三者委員会も呆れ

建設事業を主力とする会社で、工事原価の付け替えや売上の先行計上などの疑義が生じて設置された第三者委員会。
しかし、その報告は調査委員会に匿名の告発状が送り付けられたことから、当初とは思わぬ方向へと展開していく。

大量の黒塗りが散見される調査報告書には、恐怖政治やガバナンス不全など、数々の内情が記されていた。
しかしその中で、もっとも読者の目を引いたのはトップの酒池肉林ぶり。

「代表の女性関係での時間別送受信件数」、「代表が50件以上の送信をした女性をまとめた図」といった、図表のインパクトだった。

Image from Gyazo

代表による会社リソースの私物化が余すことなく記載されたこれらの報告を受け、第三者委員会も「理性の箍が外れているともいい得る夜の課外活動問題、接待交際費等の私的流用問題、東京本社の地下バーなる不適切施設設置問題に加 えて、資産管理会社利益相反取引等問題、他の役員への暴力行為など数多く発見ないし 認識するに至り、経営トップにおいては、規範意識が著しく鈍磨している、公私混同をしていると評価せざるを得なかった」と結論するしかなかった。

投票者のコメント:

「森岡代表の酒池肉林ぶりが忘れられません」(peko409 さん)

「弁護士・公認会計士という高度な知的産業に従事する人員の情報解析スキルを余すところなく利用して分析した森岡代表の女性関係は、この第三者委員会報告書に唯一無二の味わいを与えている。また、読者に対し、文系二大難関国家資格と言われる司法試験・公認会計士試験を突破したにもかかわらず、第三者委員会の面々がかような分析を行っていることを想像すると、同情を惹起させる面についても得点が高い。」(ᎬᏟᎤ₦ᎤᏢᏌ₦Ꮶ さん)