ユニバーサル・エンターテインメント「TRLEIにて発生した不法占拠等の違法行為に関するお知らせ」
— 𝔼ℂ𝕆ℕ𝕆ℙ𝕌ℕ𝕂 (@spritzer_) 2022年11月15日
元取締役が海外の孫会社を占拠するという事案。新経営陣と旧経営陣の泥沼の争いは適時開示アワードでも多数例があるが、私兵を引き連れて占拠というスケールの大きさは海外ならでは#適時開示アワード
【令和の上場企業の適時開示なの?】戦国時代なのか?「施設に侵入」「違法に任命」「奪還」「実物資産の不当収得」「管理している金額の一部持ち出し」
— 武者小路 丈径 (@takemichi01) 2022年11月27日
6425ユニバーサルエンターテイメント オカダ・マニラの施設及び運営奪還に関するお知らせhttps://t.co/q4KppZvBoN#適時開示アワード
パラニャケ市警の警官及び私設警備員約 50 人などを引き連れて、不法に TIGER RESORT LEISURE AND ENTERTAINMENT INC. の役職員数名を強制的に施設内から退去させ、主要な従業員を何の権限もなく不当に解雇するという暴挙を働きました。
2017年6月29日当時、当社の会長であった創業者が、「株主総会の秩序を乱す可能性が高いと判断」され、株主総会への入場を拒否されて取締役から解任。
この「ワンマン創業者」の退場から5年、日本人の名を唯一冠するカジノ「オカダ・マニラ」にその彼が戻ってきた。
--経営権の奪還ではなく、武力による「不法占拠」として。
当社によると今年5月末に、この創業者は冒頭の通り当社所有施設を不法占拠。
各部門の主要従業員や、創業者側の指示に従わない従業員を不当に解雇し、施設の運営基盤を奪取した。
当社が「重大な犯罪行為」と糾弾した、現地の警官まで投入されたこれらの行為に対し、当社は正攻法でフィリピンカジノ運営公社と正当な国家警察の支援を受けて管理権を「奪還」。
10月には占拠時の強要の疑いで創業者が逮捕される事態にまで至ったが、その後保釈されており、一部ではこのカジノ経営権闘争はまだまだ続くのではないかとの見方もある。
「あの時代の日本人カジノ経営者」という異例の経歴から生まれるバイオレンスを、今後も現経営陣は正攻法で鎮めることは出来るのか。
「私兵による占拠から奪還という、ハリウッド作品並みのスケールの大きさは「市場のドラマ」の一言では語り尽くせない大スペクタクル、今年一番の事件間違いなし。」(ECONOPUNK さん)
「ヤクザ映画顔負けのバイオレンスの一端を適時開示で垣間見る味わい深さが、全体的に不作だった今年のなかで一際輝いていた」(えび さん)