今年いちばん記憶に残った適時開示を決めよう

適時開示アワード2016 最終結果

 「適時開示アワード」実行委員会は、今年「最も人々の記憶に残った適時開示情報」に、株式会社大戸屋ホールディングス(2705)による『大戸屋コンプライアンス第三者委員会「調査報告書」』を選定しました。

 「適時開示アワード」は過去1年間に開示されたすべての適時開示情報等の中から、不特定多数による投票により「最も人々の記憶に残った適時開示情報等」を選定する、今年度で4回目の開催となるイベントです。

 最多票を獲得した大戸屋HDによる『大戸屋コンプライアンス第三者委員会「調査報告書」』は、経営陣と創業家との間に生じた確執に端を発する経営上の混乱を、郷原信郎氏を委員長とする第三者委員会が、その真相を究明すべく行った調査の報告書です。

この資料は、「まともな会社と思っていた会社で起こった人生模様が、そのまま出てきたことに感銘を受けた」「経緯に戦慄を覚える」などの理由で大賞を獲得しました。

 次点は、株式会社王将フードサービス(9936)『第三者委員会からの調査報告書受領に関するお知らせ』は、平成25年当時の代表取締役が凶弾に倒れた事件に関して、当社が反社会的勢力との関わりがあったのではないかとの報道が相次いだために、その検証目的で立ち上げられた第三者委員会による調査報告書の公表版です。

 選者コメントでは、「王将の餃子は好きだけど、今年度最も闇が深く黒い開示」「無料でこんなにファンタスティックな小話を読めると思いませんでした」など、作品性の高さと結論誘導の強引さが評価されました。

 今年の「適時開示アワード」は2015年12月から2016年11月に開示された適時開示情報を対象とし、第1フェーズで16社の適時開示を公募により選定。最終投票の結果、67名(*1)から21票を獲得した、株式会社大戸屋ホールディングスの『大戸屋コンプライアンス第三者委員会「調査報告書」』を大賞と選定しました。

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その年で「最も印象的」だった適時開示資料をみんなで決めています。 サーバを移転しました。2022年以前の適時開示アワードは discloawards.com/開催年/ でご覧いただけます。
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