「人生に、野遊びを」をスローガンに、「スノーピーカー」と呼ばれる熱狂的なファンを擁するアウトドアブランドを展開する当社。
当社はファンとのコミュニティづくりを重視し、ファンの購買意欲を途切れさせない仕組みを確立し、その強大な地位を独自に築いてきた。
しかし、熱狂的なユーザーコミュニティというのは、近接する他メーカーのユーザーからヘイトを買いやすいものであり、ネット上にも多くのアンチ・スノーピークが少なからずいるとされる。
そんな中に今年降って湧いたのが、この開示にある突然のスキャンダルによる創業3代目の社長執行役員の辞任騒動。
本人から「既婚男性との交際及び妊娠を理由として、当社及びグループ会社の取締役の職務を辞任したいとの申し出があった」とのことで、会長執行役員である父が一部役員報酬を減額。彼が社長執行役員職を兼務することとなった。
デザイナー出身のキャリアをここまで順調に歩んできた彼女のスキャンダラスな電撃辞任劇には衝撃も大きく、大手メディアも大きく報道。
このニュースは「アンチ」にとって、当社を叩く格好の材料と思われたのか、たちまち大炎上することとなり、当社もこの動きに対して9月には「誹謗中傷等に対する法的措置について」というリリースを開示して過度な誹謗中傷は許さない姿勢を示した。
「上場企業の女性社長が不倫の果ての愛の逃避行を選んだところに人間味を感じる」(えび さん)
「スノーピークは社長とはいえ個人的な事情をどこまで開示するのか、考えさせられたため、最も印象に残りました。」(@i1973 さん)