いつの時代も、熟慮と慎重さに欠けた人間が、本気と思えないセリフを発し、そのセリフは何故か光り輝く日の出のように聞こえ、賛同する叫びの渦をもたらします。 ここで思考停止が始まり、何十年もかけて人間が学んだことから一挙に逆戻り、Regressの世を出現させます。 英国のEU脱退、米国のAmerica Firstがその例でしょう。 この事態が企業経営にどの程度のインパクトで現れるか、当社のITセキュリティや映像技術ベースのビジネスには未だ影響は出ていません。 AIや地球スケールの高度なネットワークと情報網、つまり、サイエンスとIT技術が融合して今、人間の存在そのものに、課題を突きつけた人類史上初の時代です。我々は極めてユニークな時に生きていることを強く認識せざるを得ないのです。 このような環境下、当社グループの業績について、売上高は 15,266百万円(前年同期比7.3%減)、営業利益は1,367百万円(前年同期比10.3%減)、経常利益は1,240百万円 (前年同期比23.5%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は 329百万円(前年同期比64.5%減)となりました。
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