Disclosure Award 2013(適時開示アワード 2013)

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2013年 ノミネート適時開示書類一覧

  1. 雪国まいたけ「中期経営計画の策定に関するお知らせ」
  2. 東急建設「単元株式数の変更および定款一部変更に関するお知らせ 」
  3. サニーサイドアップ「子会社の異動(持分譲渡)とこれに伴う特別損失の発生及び業績予想の下方修正に関するお知らせ」
  4. インスパイアー「平成26年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)」
  5. リミックスポイント「主要取引先との契約満了に関するお知らせ」
  6. KLab「事業譲渡および特別利益の計上ならびに通期業績予想の修正に関するお知らせ」
  7. 楽天「三菱UFJモルガン・スタンレー証券のアナリストレポートについて」
  8. DIC「当社保有の絵画の譲渡に伴う特別利益の計上及び業績予想の修正について」
  9. さくらKCS「本日の一部報道について」
  10. 明治機械「第三者委員会の調査報告書受領に関するお知らせ」
  11. ユニバーサル「第三者委員会による提言の受領についてのお知らせ」
  12. ネットワン「当社元社員による不正行為に係わる調査結果に関するお知らせ」

ノミネート番号:1

銘柄コード:1378雪国まいたけ
[PDF] 中期経営計画の策定に関するお知らせ
客に「まいたけとは何か」を訴え

"まいたけについては当社主力商品であり「まいたけとは何か」を改めてお客様に訴えることで当社の牙城としての地位を一層確固たるものに――"

消費者に「まいたけとは何か」を問う中計策定がネット上で話題に。

しかしながら当期に実際に問われたのは、不正経理問題で辞任した大平前社長ら経営陣の運営責任の方であった。

過年度の訂正報告書に埋め尽くされたTDNETのもようにTLは「まいたけ生えすぎ」と盛り上がった。

ノミネート番号:2

銘柄コード:1720東急建設
[PDF] 単元株式数の変更および定款一部変更に関するお知らせ
45%もの株主を切り捨てる驚愕の理由

東証は上場会社に対し、売買単位を100株または1,000株に集約するよう要請を続けているが、同社はそれに対し異例の対応。

オリンピック開催決定まで数年に渡って株価が低迷を続けていた同社は、単元株数を100株に変更するにあたり、株式分割をしてしまうと株価が数十円となることを理由に「企業イメージが大きく損なわれるおそれ」から分割案を拒否。

結果、2万人もの単元未満株主から議決権を奪うという暴挙に出た同社経営陣に、個人投資家は責任を追及して激怒。

ノミネート番号:3

銘柄コード:2180サニーサイドアップ
[PDF] 子会社の異動(持分譲渡)とこれに伴う特別損失の発生及び業績予想の下方修正に関するお知らせ
直近3期黒字×純資産1.7億×60%=300万円

連結子会社が保有する中国法人への出資持分を、同法人(WIST社)の経営陣に破格で譲渡したことで下方修正。

3期連続8ケタ利益を上げ、純資産も順調に1.7億円(H25/6期)まで増えているWIST社(中国)の持分60%を譲渡した価格はまさかの300万円。

さらに、それを勘案しても異常とも思える下方修正幅も同開示内に示され、「焦げた目玉焼き」と話題に。

ノミネート番号:4

銘柄コード:2724インスパイアー
[PDF] 平成26年3月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)
インスパイアー文学、ここにあり。

「当社の創業からの事業であるIT事業については、昨年から事業の縮小を開始し、リストラを進めた結果、営業スタッフがいなくなり新たな営業が行えない状況になっております。」

「売上高がない」と「売上高が0百万円」が違うことを教えてくれるインスパイアー文学に、人々は思わず胸を詰まらせた。

「現預金3万2千円」のあまりの物悲しさに、上場廃止基準見直しを求める声も。

ノミネート番号:5

銘柄コード:3825リミックスポイント
[PDF] 主要取引先との契約満了に関するお知らせ
総売上高6割超の取引相手が撤退

大口の取引先であったオートバックスとの契約が平成25年3月で満了。

平成24年3月期における同社向け売上高は159百万円で、その期における総売上高に占める割合は63.4%にも及び、平成25年3月期第3四半期時点で総売上高に占める割合はなんと90%以上。

これを受けて5月に開示された「平成25年3月期 決算短信」では、さすがに「主要な得意先を喪失し」たとのことでGC注記が登場。

ノミネート番号:6

銘柄コード:3656KLab
[PDF] 事業譲渡および特別利益の計上ならびに通期業績予想の修正に関するお知らせ
「これが、カニの食べ方だ」

同社の前期経常利益の16%(455百万円)を稼いでいたSI部門を、まさかの350百万円でアクロディアに譲渡。 おいしい手足を失ってもなお解消しない当期純損失という状況に、ロールを危惧する声も。

適時開示外での「単月黒字化」リリースなど、今年の適時開示で話題の絶えなかった同社。「カニ漁」に長けた投資家の描くシナリオにまだ続きはあるのか。

ノミネート番号:7

銘柄コード:4755楽天
[PDF] 三菱UFJモルガン・スタンレー証券のアナリストレポートについて
証アナ界揺るがした「出禁」開示

三菱UFJMS証券の荒木正人シニアアナリストが出したアナリストリポートに、楽天が噛み付いたことが話題に。

事業会社がアナリストに噛み付く例は数あれど、それをあえて開示するのは異例中の異例。

適時開示文書に踊る「当社は今後同氏の取材については一切お受けしません」の文章は、「資本市場にケンカを売った」との指摘も。

ノミネート番号:8

銘柄コード:4631DIC
[PDF] 当社保有の絵画の譲渡に伴う特別利益の計上及び業績予想の修正について
「赤い壁画」売却益103億で上方修正

インク大手DICが運営する「DIC川村記念美術館」で1990年5月の開館以来展示されてきた、バーネット・ニューマン作「アンナの光」を海外の企業に売却。その譲渡益はなんと103億円也。

1株当たり当期純利益を3割以上も増やしたその「赤い壁画」が、想像よりも赤かったと話題に。

目利き揃いの投資家たちにも「やっぱり芸術は分からない」と改めて悟らせてくれた適時開示であった。

ノミネート番号:9

銘柄コード:4761さくらKCS
[PDF] 本日の一部報道について
「名無しIR」の強烈な違和感

「会社名 株式会社 さくらケーシーエス
 コード番号 4761 (東証第二部)」
――以上。

開いた瞬間、即座に右側から襲ってくる強烈な違和感に耐えると、理由はすぐに本文より明らかになる。

代表取締役社長逮捕から本リリース開示までの間に、経営企画部ではいったいどんなやりとりが行われたのか。適時開示マニアはその点を想像して楽しんでいたという。

ノミネート番号:10

銘柄コード:6334明治機械
[PDF] 第三者委員会の調査報告書受領に関するお知らせ
「今期最高傑作」の第三者委報告書

連結子会社の不適切な会計処理を調査した調査報告書。特に圧巻なのが復元されたメールのやりとりの数々。

会計監査人(トーマツ)による残高確認手続に対抗する手口もメール本文を用いて明らかにされており、シニアコミュ以来の衝撃を受けた会計士も。

他にも不正実行のために担当者への退職金支払いを脅しに使うなど、組織に生きるすべての人々に捧げたい作品。

ノミネート番号:11

銘柄コード:6425ユニバーサル
[PDF] 第三者委員会による提言の受領についてのお知らせ
報道機関の追及は「反社会的活動」

年末年始にかけて朝日新聞とロイター通信が先行して報道したパチスロ機大手・ユニバ社のフィリピン巨額送金事件。

同社が「不当」と指摘する大手メディアの報道攻勢に対して、まずユニバ社はトムソン・ロイターを提訴。

その後1月に開示された当資料では「朝日新聞担当記者の不当な取材活動は、もはや度を超えた組織的な反社会的活動と言わざるを得ません」との名言も飛び出し、3月に朝日新聞も提訴。

ノミネート番号:12

銘柄コード:7518ネットワン
[PDF] 当社元社員による不正行為に係わる調査結果に関するお知らせ
「おまえたちを殺すことなど、おれは何とも思わない」

銀行員らと共謀して全52件、総額8億円弱もの資金を外部に流出させた元ネットワン社員らの悪行を調査すべく立ち上げられた特別調査委員会の報告書。

調査報告書19ページではNOS元社員Aが「おまえたちを殺すことなど、おれは何とも思わない。家族を守るためだったら何でもやる。駅のホームでおまえたちに何かあっても気づく人はいない。」と経理部門を恫喝していたことに、他社の経理担当者も戦慄。